─すたば しあとるらて【サントリー食品（株）】─

本日は神奈川県立近代美術館で
現在　開催している展示会のギャラリートークがあるので
出掛けることにした.

またチケットを買う事になったけど
ルドンが気になっていたので　まあいいか　と買って
入り口近くのシャガールを眺めながら待っていた.


約３０分程の学芸員さんの話を聞いていて
ルドンは　あたしの幼少期の頃に
類似している部分が多いなあ　とつくづく感じる.

エドガー・アラン・ポーとか同じ本を読んでいるけど
でも　あたしはきっと
こういう怪奇な絵は描かないだろう.


聖アントワーヌの誘惑のリトグラフを見ながら
（此の世は誘惑だらけで
完全にシャットアウト出来る筈もなく
逃げるのもイヤ
流されるように生きるのもイヤだ）

疑問が絶えずわき上がり
時々とてもシンドくて重たくて辛い.

でも世俗から離れて隠棲する事は
今のあたしには『逃げる事』だと思ったんだよ….



久しぶりの晴天で
キラキラしている池の水面を眺めていた.

09.5.8

レンズは真円なのに
なぜかプリントされた写真は長方形.
真円だから真四角の方が自然なのでは？
とか思う.



ベビーローライはスクエアフォーマットで
プリントが四角い.
二眼は人物を撮す時に好都合　というのを
よく読むけれど人物はＦ（Figureフィギュール）サイズの方が
収まりがいいと思うんだけど
この四角いのが人物に向くのかは疑問だ.
風景に向くのかも疑問だけど
シンメトリーとかには　いいかと思うの.
色々と試したいです.


あちこち動かすとゼンマイ？ネジ？の音がする.

撮影の仕方は
スポーツファインダーも出来るけど
主に上からのぞき込むウェストレベルファインダーで
胸元に抱え込むスタイルで
シャッターは右下
ピント調節は左
左右が逆に見えるけど
ピントスクリーンにガイドラインがあって
それで平行や垂直を合わせるの.



この画像だと分からないけど
レンズには傷が無さそうであるが
取れない所にゴミがあるよ.
そんなに問題なさそうだけどーどうなんだろう.



縦長だから置くときは
レンズを下にして置いた方が
安定が良さそうなのね.

使える機能はカメラの基本みたいなもので
Ｆ値　Ｓ値　ピント合わせ
ズーム出来ないよ～.
アクセサリーを揃えるのは　まあそのうちに.


本体はベラボーに高価格ではないけど
１２７という　あまり見かけない１２枚入りフィルムを使う事と
プリントを写真屋で頼むと
だいたい２千円くらい掛かる.


あたしより何十年も年上のカメラだ.
「状態いいですよ」とお店の人が言っていたから
大事の扱われていたのかもしれない.

この場合の”大事”っていうのは
しまい込まれっぱなしではなくー
───と　これは以前に書いた.

もちろん説明書は付いていない.
ローライ６６と似たような部分があるようだから
それの扱い方が書いた記事を参考にするとか
お店の人に
「ここの部分はどう使うんですか？」と訊くとかで
なんとかなるとは思います.