─でいつー・おりじなる びとうこーひー【株式会社ケーヨー】─

日比谷派遣村ボランティアは
1/5に初めてだったのだけど
写真家のＩさんBlog（この人は初日から毎日行ってたみたい）や
派遣村速報サイトを見ていて
状況は分かってはいたけど

いざ現地に行くとボランティア受付を
ちょっと躊躇してしまってー…
どんな様子なのか村を　ゆっくり一周していたら
「手の空いた方はいませんかーっ」と呼びかけがあって

それを言った人の傍に行くと
「ボランティアさんですか？」と訊かれたから
思わず「はい」と答えた．



ボランティア解散の〆を　その人が言っていたけど
ＮＰＯとは全く関係の無い人で
その人はネットで見て初日から来ていたそうだ．
他の司令塔みたいな人達も似たようなものだったそうだ．


烏合の衆だから全体を見渡せる人が必要なんだよね
指示が的確なら個は力を上手く出せる．

これで　もう少し期間が長くなると
小さな場での独占が始まって
そこでもリーダー格が出来上がり　と
人社会の成り立ちというか形成を見ているようだった．


画像のコーヒーは　余った食べ物を
持ち帰らせられたんだけど（強制的にｗ）
その袋に入っていた缶コーヒー．

ネットを見ていると
派遣についての記事に『アリとキリギリス』という比喩を
見かけたりする．

有名な童話だけど　かいつまむと
アリは夏の間よく働いてキリギリスは
のらりくらりと暮らしていた．
冬となりアリは暖かな場所で安心して暮らし
キリギリスは寒い戸外で食べ物も無く～うんぬん．



好きな時に働き

好きな時に休む．

自分が稼いだ金だから
自分が好きに使う．

特にその考えに異は唱えないけど
（そんなの　その人の生き方だから）
ただ…

ただボランティアやＮＰＯは
全身で「こんな時代だけど頑張れ」と
身を持って示していたよ．


しっかりして

しっかりして生きてね．