『写真家 濱谷浩の眼』という展示会に行ってきた.
平塚市美術館で4月12日（日）まで開催されている.

濱谷浩（はまやひろし1915-1999）は
アンリ・カルティエ＝ブレッソンとデーヴィッド・シーモア
写真に興味ある人なら名前くらいは知っているロバート・キャパが
と或る雑誌の写真家募集に応募した所　落選した縁で立ち上げた『マグナム』……

（マグナム・フォト通信社に日本人も居るのだろうか）
と　ネット検索した所　寄稿写真家として名を連ねていた.

お馴染みの文化人の肖像写真もあり
報道写真家なので考えさせられるのも有った.

今は第一次産業を見直そうという風潮が
ニュースなどを見ていると感じられるが
昭和三十年頃のその産業の現状を見ると

田植えをしている農婦が胸まで泥だらけの写真がある.
底なし沼に枕木を沈めようとも　はまってしまうようで
当時の　そういった産業に従事している人の過酷さが
よく分かる物だった.

しかし顔が写っていない.
こういう人達は過酷な状況でも
それをはね飛ばそうと笑顔を見せたりするから
もしかしたら　そうなのかな　と思ったり
体の部分だけにしたのは強調かもなあ　と思ったりした.

その後（電車一本で行けて便利だあ）と

思いながら写美に行って調べ物して　それから

大事な人がホワイトデーのお返しにと

RolleiFlex 4×4をマップカメラで買ってくれたので

お店で教えられた写真屋さんに行ってフィルムを入れてもらって

どうしても分からなかった部分の使い方を聞いて

なかなか手に入りそうもない部品を自作しようかと思いながら帰った．