─だいどー ぶれんどこーひー【ダイドードリンコ株式会社】─

あたしは自分に出された食物は出来る限り残さず食べる.
給食も好き嫌いが無いから全部食べてた.高学年になったらさすがにオカワリはしなかったけど
絵画教室の生徒さん達と　お食事に行くと必ずと言うほど少し残す人も居るのでして.

（この店の一食分が　この人にとって多いんだろうなあ）とも思うけど
口に合わないという理由で残す場合もあり
（毎回の食事がロクに取れない人も居るのになあ）

「発展途上国の子供は一食の食事さえなかなか取れないんですよ～.　
『味付けが好みじゃあない』や『焼き色がなってない』なんて
とても贅沢だと思うんです.」
…なーんて　そんな事言いませんでしたけどさ.

一人が頼むと右にならえ的にほとんどの人が同じ品を頼んで
それでもって　みんなで口々に「おいしくない」と言うのだからオモシロイなあ（￣△￣；
あたしだけ別のを頼んで食べたよ.あたしは付き合いはいいですけど　そこまで合わせる必要は無いと思うのよ.

こういうコロニーを見ていると
日本人という民族性の【従順・素直　そして主体性の無さ”長いモノには巻かれとけ.みたいな面”】が顕著に表れるなあ　としみじみ感じる.

それがイヤだってわけでもないよ.
そういう人はおしなべて優しい.協調性が高いんだね．


年輩の方々は戦争体験や戦後の何も無い時代を経験してモノの大切さをよく知っているとは思うけど
そういう経験があるから今のモノが沢山有って選べる時代に甘えてるのかもなあ.
この時代を作って支えてきた人達でもあるしね.

価値観て　その時代時代に生きてきた人に依っても育った環境でも実の親子でも違うから
いちいち否定したり注意するのは
（どうなんだろう？）と　しばらく考えていた.


選べるモノが有り過ぎるのも選べるモノが少ないのも困るんだよなあ.
必要なモノって人によってまるで違う.


過去の缶

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あたしと全く同じ価値観とまではいかないけれど似た人はきっと此の世に居る.
それは
「そう！そうなんだよねっ！！」と激しく同意するのではなく
隣で　「うーん　そうだよねえ…」と同じモノを見ながら　うなづいている人なのかもしれないですね.


ほらほら
ド根性ツクシの画像．