─まうんとれーにあ 　むとうぶらっく【森永乳業株式会社】─


上野公園のカリンバ売りの人とか
こういう人は本質というか穿っているというか

色んな影響・知識を受け取り入れた後に
自分の中でそういった事が漉されて
導き出した答えみたいなモノを持っている…
そんな感じかなあ.

アカデミズムもいいと思うよ.綺麗だと思うし.
洗練された教育と　あたしは思ってる.

でもプリミティブも忘れちゃならなくて
知識は相反する事の比較により得るものなんでしょ？.

その人は
絵は幼稚園児でも描けるから良いので
共感をするモノであって と
権威や儲けようとする事を真っ向から否定していた.



もう自分でもどうしようもないくらいに
心が揺さぶられるモノがあるよ.
あえて　その感情を名付けるなら
やはり『芸術』なんだろう.

１％の天才と２９％の秀才と７０％の凡才の世界だ.
その残酷さは　どうしようも無いよ.
一瞬の煌めきみたいなモノは誰にでも見られるけど
それに気付いて持続出来るか出来ないかで才が決まる気がする.

あたしは
普遍性と真実とその時代に即した事を知っていきたいの.

東京都美術館　日本の美術館名品展
田中恭吉の『あをそら』
人が大地に立って足を踏ん張らせ
体をのけぞらせて天に祈る姿（に見えるんだけど）
それが良かったよ.



ところであたしは
一年後に
あの日本水彩展に公募で作品を出す！