【花】といえば
日本画の主題の一つであるね.
先日お手頃価格で購入した加山又造の技法書は
ほとんど牡丹で埋めつくされていて
本を開く度 感心しながら見てるけど
牡丹だからなのか
”蠢いている”という雰囲気なの.
花のほとんどが子房を持っているから
虫を呼び寄せて受粉し その子房を育てるでしょ.
その実を鳥に食べてもらって遠くに運ばせる とか
風に乗せて広範囲に広げるんだよね.
特に人の手で改良を加えられていない道ばたの野草類(雑草ともいう)は
生きていく為の手段を画策してるんだ.
受け身のようで受け身じゃあ無いよね.
純潔という花言葉を持つ白百合でさえ
あの反り返った雄しべ雌しべはどう見てもピーーーーー〈自主規制中〉としか
あたしには見えないけど
花の持つイメージは人それぞれなんで.
(花は艶めかしく逞しく誇り高い)と あたしは思ってる.
でも誰かに手折られるのを待ってるんだよ.
femaleのイメージが当てはまるんだよ.
画像は美容柳の花.

PR