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─Wかふぇ ぶれんど【株式会社 伊藤園】─
夜にグループ展の人達と会食.
先生は此処と自宅の二カ所で教室をしていて
半分くらい初めて会う人でほとんど60歳越えみたいなんで
飲むのかな.
飲むのなら朝まで居られる居酒屋で
飲んでは眠ってー飲んでは眠ってーで明るくなってから帰りたい.
つまり夜中に一人で夜道を歩くって事が無ければいいの.
「じゃあ 遅くなったから家まで送るよ」という紳士的な申し出はありがたいけど
それもダメなの.
”夜中に男と一緒に歩いている” という事を近所の人に見られるのがスゴくイヤがる家なの.
だから「全員 女子です」と嘘ついて泊まってしまうか 夜の早い時間に一人で帰宅するかのどちらかで
泊まっても何ともならないと思う.
信頼できる相手としか会わないし.
そういったお酒のいきおいで付き合い出すと どーしよ~もない惰性的な交際になるのも色んな人からの話で知ってる.
あんまり遅くなるようなら
タクシーで帰ればいいのね.
今回はそういうお食事会ではなさそうだけど
食べたら適当に遅くならないうち帰らせてもらおう.
集まったのは10人で全員女性で
その中で初めて会うのは二人程だった.
絵を出していないHさんもいらしていて
先生とHさんの講演会のようでしたよ.
先生とHさんは一人一人の絵に対して評価してくれて
あたしは自分の分を食べたら八時くらいに帰ろう と思っていたら
何時の間に九時になっていて楽しかった.
水彩の公募展の話となり
Hさんは何十年も続けている人に「貴方はあと半年で出した方がいいわ」
そして あたしの方を向いて「貴方は あと五年後ね」
と 言う.
五年後ー?と ちょっと驚いたが
来年出そうと思っていたから.自分でも来年は無謀じゃあないかなあ とは思っていたけど.
あたしは まだテーマもおぼろげで
綺麗なものをそのまま綺麗に描こうとしている自分と
それはもう 物足りなくツマラナイと思っている自分が居る.
五年でその意識がなんとかなるのだろうか?
『五年後の事なんか分かりませんよ~』なんて そういう事を言う自分の声を聞きたくなくて
お酒の勢いもあったのか Hさんが正面に座っていたので
Hさんの目を見て
「五年でなんとかします」と 言っていた.
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