
─きりん ふぁいあ ぷれみあむぶれんど【キリンビバレッジ株式会社】─

今 通っているMi先生教室はお店の一角で半分外に在る.
と いうのは以前Blogで書いた.
この前 「ちょっと見せてね」とお客さんが入ってきた.
「見るだけ見るだけ」と言いながら どんどん奥のあたし達の近くまでやってくる.
店内に並んでいる物を見てあたし達が座って描いているスケッチブックを背後から見て
そのまま黙って店内を出て行った.
Mi先生は「たまに来るのよ」と笑顔でおっしゃる.
(これは以前通っていた教室ではありえない事…)と心臓がバクンバクンしながら思う.
以前 通っていた教室は閉鎖されているから外部からはスタッフくらいしか入ってこない.
教室に居るのはずっと通い続けている生徒さん達で気心は知れているから
それはそれで気楽だった.
気楽だから そのまま通い続けていても良かった.
あたしは何か突発的な事があると すぐ集中が何処かに飛んでいってしまう.
今回もバクンバクンする心臓の鼓動が治まり目の前のモチーフに再び意識が集中するまでにしばらく掛かる.
それでも とにかく硬直せず手を動かしていた.
とにかく(手を動かさねば)という意識の方が強くなっている.