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─ねすかふぇ こうばしかふぇおれ【ネスレマニュファクチャリング株式会社】─
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今日はまさに晴耕雨読の雨読だった.
家から出る時は雨が止んでいてぼくぼくと図書室へ行く.
"bokuboku"ゆっくり歩く足音・歩くさま.
今読んでいる本でヤケに出てくる名前の画集を見てみる.この名前はどこかでも見た.
富岡鉄斎とみおかてっさい<1836-1924>は万もの書画《主に仙境》を描いたが画家と呼ばれるのを嫌う.
鉄斎の絵は文人画や南画といったいわゆる素人画であるが単なる素人画では無く
儒士"孔子・孟子の教えを奉じ身を修め家を整え国を治め天下を平らかにする事を理想とする人"である.
明治9年から14年まで神官であったりしたがほとんどの人生を隠棲している.
鉄斎の晩年の写真を見たが なるほど隠者ですね.
「人生を磨かなければ描いた絵に一文の価値もない」が彼の持論であり しかし自分には厳しかったが他人には寛大だった...
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